白馬岩岳 2月4日滑走レポート。今週末にかけて大雪予報が出ている中、今朝の時点では雪は小降りでそれほど積もってはいませんでした。
ゴンドラで上に到着すると、濃いガスで覆われホワイトアウト状態。
上は視界が悪いですが、下はガスが抜けているので下まで滑り降りることに。
非圧雪のホワイトリボンへ進むと、デコボコの固い雪面の上に10㎝の新雪が積もっています。
ターンを切ると板の後ろが底付きしますが、吹き溜まりでは20㎝程積もっているので時々浮遊感を感じられる程度。
この辺はガスが抜けていて視界も良好。
ゴンドラで上にあがり、サウスコースで非圧雪のパウダーを楽しみ、沢コースへ。
今日は雪が降らなかった為、朝一から沢コースがオープンしています。サウスから壁を降りると、吹き溜まりでは20㎝程度の新雪が。
非圧雪エリアのパウダーを楽しみながら、次も同じコースへ進みましたが、インバウンド集団の波が押し寄せてきて、パウダーは残っておらず・・・
なんとか1本だけですが、楽しむ事ができました。
沢コースも標高を下げるとガスは抜けていますが、リフトで上にあがると再びガスの中。
Viewがオープンしたので、Dコースへ進み、ツリーランに入ります。
前回は新雪が積もりすぎて斜度がなくなり全く進めなかったのですが、今日は下まで抜ける事ができました。
緩いスピードで面ツルのパウダーを楽しみ、何本か滑っていると、次第にリフトが混みあい行列が発生。
公式HPでは、ViewA・Bはクローズ中と表記されていますが、実際はBコースはオープンしています。
数日間同じ状態なのですが、岩岳の中の人は気が付いていない模様。
また、クローズ中のAコースにも大量の人が滑っていますが、それを取り締まるパトロールもおらず無法地状態・・・
今日も滑りたい気持ちを抑え我慢しましたが、オープンするならする、クローズするなら違反者を取りしまる等してしっかりコース管理をする。
そもそもクラックが入っており、滑る事が危険なのでコースをクローズしているという事をスキー場側がしっかり認識しているのか疑問です。
ルールを破った者だけが得をする現状はどうにかして欲しい・・・
10時を過ぎると、ゲレンデが混み出してきたので下山することに。
それにしても、雪が降り、濃いガスに覆われている岩岳ですが、今日もノンスキーヤーがたくさん訪れています。
北アルプスは全く見えず、強風が吹く中、気温は氷点下という環境でもこれだけのノンスキーヤーが訪れることが単純にすごいなと思います。
平日のさのさかスキー場の入込より岩岳に来るノンスキーヤーの方が多いのでは?
他のスキー場も見習うべきだと感じました。